特殊機能難燃剤(ノンハロゲン・ノンアンチモン)
--汎用型難燃剤--
▼フランEGシリーズ
大和化学工業(株)は各種用途(UL規格、建築資材、車両資材、航空機資材、インテリア等)に対応するため、フランEGシリーズとして、粉体タイプのフランEG−11、15、18、水分散タイプのフランEG−50、80、水系アクリルエマルジョン樹脂一剤化タイプのフランEG−50BK、80BKの7品目を用意している。この7品目すべてが環境へ配慮したノンハロゲン、ノンアンチモンタイプの防炎剤である。
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| 防炎試験機 |
フランEGシリーズ各品目は加熱により強固な不燃層を形成する特殊難燃性化合物が、燃焼の進行をくいとめる。そのため炭化傾向にある試料にも難燃効果を発揮する。
粉末タイプのフランEG−11、15、18はアクリル樹脂をはじめとし、様々な樹脂に添加し使用することができる。また、樹脂の水系、溶剤系を問わない。
フランEGシリーズ加工品の燃焼イメージと燃焼写真(垂直法)を下記に示す。
垂直法による燃焼イメージと燃焼写真

<通常の防炎加工> |

<フランEGシリーズによる加工> |
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印部分:加熱時に生成した不燃層 |
| 通常の防炎加工で燃焼の進行を止める事が出来ない試料でも、フランEGシリーズにて加工を行った場合、加熱により生成した不燃層が、炎の進行をいち早く食い止める。 |
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以下はフランEGシリーズ各タイプの紹介である。
▼樹脂添加型難燃剤「フランEG−11」
| 特長: |
・ |
ノンハロゲンの為、燃焼時に有害ガス(ハロゲン化水素、ダイオキシン類)を発生しない。 |
| ・ |
更にノンアンチモン、ノンホルマリンタイプの環境へ配慮した難燃剤である。(含リンタイプ) |
| ・ |
加熱により不燃層を形成し、燃焼の進行をくい止める。 |
| ・ |
PP、PE、ABS、ABS/木粉等の樹脂に練り込み、UL94V−0規格に合格する処方が出来る。 |
| 性状: |
| 外観: |
灰白色粉末体 |
| 濃度: |
99%以上 |
| 成分: |
特殊燐系、窒素系化合物、無機化合物 |
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| 使用例: |
ポリプロピレン樹脂 70部にフランEG−11 30部練り込みプレート化を行った。(2軸押出機→射出成型機) |
| 結果: |
UL94V−0規格合格(2.5o厚)。その他の結果を下記に示す。 |
フランEG−11の使用例のその他の結果
| 注意点: |
・ |
樹脂との混合時、防炎剤の粒径が小さくなると性能低下を来す為、防炎剤の破砕の少ない方法を検討する。 |
| ・ |
300μm程度の粒子が存在するので、紡糸は出来ない。 |
| ・ |
250℃付近から体積が増加し始める為、加工温度に注意すること(PET、Nylon、PCは加工温度が高い為、使用の制限を受ける可能性がある)。 |
| ・ |
添加量は要求される難燃性により異なるので、充分な予備試験を行い使用量を決定すること。 |
| 荷姿: |
15s紙袋 |
▼溶剤系樹脂添加型難燃剤「フランEG−15」フランEG−15は加熱されることにより、特殊難燃化合物によって不燃層を形成し、早期に燃焼をくい止める。
| 特長: |
・ |
酢酸エチルをはじめ様々な有機溶剤との分散性が良好である。 |
| ・ |
フランEG−15は環境へ配慮した新しいタイプの防炎剤である。ノンハロゲンの為、燃焼時にダイオキシンを発生することはない。またアンチモン化合物も含んでいない。 |
| ・ |
広範囲の樹脂に効果があり、ノンドリップ性である。 |
| 性状: |
| 有効成分: |
特殊難燃性化合物(含リン) |
| 外観: |
灰色粉末状 |
| 粒径: |
300μm |
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| 用途: |
各種溶剤系樹脂、接着剤およびポリマー材料の難燃化 |
| 使用例: |
樹脂にフランEG−15を添加し、充分に馴染ませた後、適量の溶剤で粘度調整を行ってから試料にコーティングすること。実施例を下図に示す。 |
フランEG−15の実施例

▼ノンハロゲンエマルジョン樹脂添加用難燃剤「フランGP−7」
フランGP−7は、ノンハロゲンタイプのエマルジョン樹脂添加用難燃剤である。
主な用途としてアクリル樹脂と混合し、ノンハロゲンタイプのカーシート用バックコーティング剤として使用できる。
| 特長: |
@安全性
| ・ |
ノンハロゲンの為、燃焼時にダイオキシンの発生はない。 |
| ・ |
原料成分を厳選、ノンアンチモンである。 |
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A難燃性
| ・ |
添加する樹脂にもよるが、燃焼挙動は、溶融収縮型で自己消火性能を発揮する。 |
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Bフォギング
| ・ |
カーシートの基本物性であるフォギングにも対応した商品である。 |
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Cその他
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| 性状: |
| 外観: |
白色ペースト状分散液 |
| pH: |
6〜9(2%soln.) |
| 不揮発分: |
50±2%(105℃×45分) |
| 粘度: |
10,000〜20,000cps(B型No.4) |
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| 使用例: |
フランGP−7
アクリル樹脂 (50%)
増粘剤 (CMC系)
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50
50
x |
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| 合計 |
100+x |
ディスパーにて均一に撹拌後、粘度を10,000CPS程度に増粘しナイフコーターにて裏面にコーティングを行った。乾燥:105℃×10分
| 試験布: |
PET100%カーシート 250g/m2 |
| 防炎性: |
60g/m2(dry)でallNB。(MVSS#302法) |
| フォギング: |
未加工布14.5(120℃×8時間)(大和化学工業(株)試験方法による)、加工布9.4 |
| 臭気: |
未加工布より臭いは少ない。(80℃×3時間)(官能試験) |
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| 荷姿: |
50sファイバードラム、200sオープンドラム |
▼ノンハロゲン難燃バックコーティング剤「フランコートNES−5」
フランコートNES−5は、ノンハロゲンタイプの難燃バックコーティング剤で、数々の特徴を有している。風合はソフトタイプで、ほぼクリアーなコーティング面に仕上がる。
| 特長: |
@安全性
| ・ |
ノンハロゲンの為、燃焼時にダイオキシンの発生はない。 |
| ・ |
原料成分を厳選、ノンアンチモンである。 |
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A難燃性
| ・ |
生地にもよるがポリエステル織物に約50g/m2(dry)でNB化が可能である。 |
| ・ |
難燃性は溶融収縮型で安定した自己消火性能を発揮し、バラツキ等を起こし難くなっている。 |
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Bフォギング
| ・ |
カーシートの基本物性であるフォギングにも対応した商品である。 |
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Cその他
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| 性状: |
| 外観: |
白色ペースト状分散液 |
| pH: |
6〜9(2%soln.) |
| 不揮発分: |
45〜48%(105℃×45分) |
| 粘度: |
20,000〜50,000cps(B型No.4 12rpm) |
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| 荷姿: |
200sドラム |
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