エレクノンQF(エレクノンQF-10A、エレクノンQF-5B)の性状、加工対象、加工方法、性能試験例は以下の通りです。
エレクノンQFの内容
1. 加工剤の性状
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エレクノンQF-10A |
エレクノンQF-5B |
外観 |
淡黄色粘稠液体 |
無色透明液体 |
有効成分 |
ポリカチオン・ポリアニオン |
ポリアニオン |
pH |
約2.0 |
約7.0 |
イオン性 |
カチオン・アニオン |
アニオン・ノニオン |
溶解性 |
水に可溶 |
水に可溶 |
2. 加工対象繊維
合成繊維(主にポリエステル)及び合成繊維・天然繊維の混紡品
3. 加工方法
| ・ |
パディング処理が最適である。 |
| ・ |
キュアは必要であるが、弱めの方が好適。130℃×2分程度で十分である。セットが必要な場合でも160℃×1分以下を推奨する。 |
4. 処理液濃度
繊維重量に対して、エレクノンQF-10A 6〜4%、エレクノンQF-5BはQF-10Aの50%が好適である。
5. 処理液の調整方法
QF-10Aを多量の水に完全に溶解した後、QF-5Bを添加して良く攪拌する。透明溶液になる。
他の薬剤を添加する場合はQF-10AとQF-5Bの混合溶液調整後に添加するようにすること。
6. 性能試験例
下記にエレクノンQFの摩擦耐電圧測定例と吸水試験例を示す。
摩擦帯電圧測定例
(ロータリースタティックテスター、23℃、RH50%)
| |
摩擦帯電圧 V |
| |
未加工布 |
仕上がり |
洗濯10回後 |
洗濯30回後 |
| PETジャージ |
3800 |
10 |
1200 |
1500 |
| PETトロピカル |
4300 |
10 |
1350 |
1600 |
吸水試験例(JIS L-1096 A法)
| |
吸水時間 秒 |
| |
未加工布 |
仕上がり |
洗濯10回後 |
洗濯30回後 |
| PETジャージ |
>180 |
1 |
3 |
15 |
加工条件:QF-10A 6%、QF-5B 3%
pick-up 100%、cure 130℃×2分、
洗濯はアルカリ洗剤使用、濯ぎ後、40℃の湯洗2回
7. 注意事項
| @ |
製造後6ヶ月以内に使用すること。 |
| A |
冷暗所で貯蔵すること。 |
| B |
若干の黄変がある可能性があるので、注意すること。 |
| C |
堅牢度、特に摩擦堅牢度の低下に注意する。 |
| D |
併用薬剤、特にイオン性の強い薬剤との併用は、性能への影響を十分確認する。 |
| E |
マングル等に水不溶成分が付着してガムアップ等の問題を引き起こす可能性があるので適宜洗浄すること。 |
8. 荷姿
| エレクノンQF-10A: |
18s缶 |
| エレクノンQF-5B: |
17s缶 |
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