分散性染料のポリウレタン汚染防止剤及び還元洗浄剤
ネオレーベ SDX-D、クインソープ NW-1570
ポリエステルとスパンデックスの複合素材を分散性染料で染色する時、分散性染料がスパンデックスを強く汚染(吸着)するので、染色再現性が悪くなる。また良好な堅牢度が得られないなど、各種のトラブルが発生することが多い。
ネオレーベ SDX-Dを染色中に添加することによって、分散性染料のスパンデックスへの汚染(吸着)を強力に防止し、ポリエステルへの分配性を高めることが可能になる。
また染色後の還元洗浄時にクインソープ NW-1570を使用することにより、更に汚染を除去し、良好な染色再現性と堅牢度(洗濯・ドライクリーニング液汚染など)を得ることができる。 |
標準使用例
分散性染料は100℃付近まではスパンデックスに吸着している。更に温度が上がるにつれてポリエステルへの移行が始まる。そのため染色温度の高い方が望ましいが、スパンデックスの物性の面で、120℃付近で染色が行なわれる。
スパンデックスの混率が非常に低く、堅牢度が特に問題にならない場合は、NaOHの代替としてソーダ灰を使用する。
汚染防止剤及び還元洗浄剤の試験例
試験布:ポリエステル/スパンデックス(オペロン)
汚染防止剤の性能試験
ネオレーベ SDX-Dの汚染防止性能(ドライクリーニング堅牢度、洗濯堅牢度、残浴吸収)を下記試験方法でテストした。
[ 試験方法 ]

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↓ |
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| RC |
・ハイドロ…4g/L
・NaOH(フレーク)…2g/L
・クインソープ NW-1570 …2g/L |
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80℃×15分
浴比 1:20 |
| set |
↓
180℃×30秒
↓ |
堅牢度比較試験
| (1) |
ドライクリーニング
堅牢度試験: |
set後の布を小さく折りたたみドライクリーニング液に5秒間浸漬した後、No.5B濾紙の上に置き乾くまで放置 |
| (2) |
洗濯堅牢度試験: |
JIS A-2法(マルセル石鹸 5g/L 50℃×30分)
添付白布 絹& ポリエステル |
| (3) |
残浴吸収: |
洗濯堅牢度試験後の残浴にナイロンジャージを入れて、80℃×30分吸尽処理をする。 |
[ 試験データの説明 ]
1Aは染色時に汚染防止剤を使用していない
2Aは染色時にネオレーベ SDX-D owf 4%使用
3Aは染色時に他社品汚染防止剤 owf 4%使用 |
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→ |
RC条件は
1A、2A、3A共同じで
| ハイドロ |
4g/L |
| NaOHフレーク |
2g/L |
クインソープ
NW-1570 |
2g/L |
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set後1A、2A、3Aの堅牢度を調べ各汚染防止剤の性能を比較した。
(1)ドライクリーニング
堅牢度試験 |
ブリードの少ない方が性能良好である。 |
| (2)洗濯堅牢度試験 |
絹白布、ポリエステル白布を添付し、JIS A-2法にて洗濯堅牢度試験を行った後、布を取り出し、残浴にナイロンジャージ白布を入れ80℃×30分処理し残存染料を吸尽させました。色の淡い方が性能良好である。 |
| (3)残浴吸収 |
[ 結果 ]
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(クリックすると拡大します) |
還元洗浄剤の性能試験
クインソープ NW-1570の洗浄性能(洗濯堅牢度、残浴吸収)を下記試験方法でテストした。
[ 試験方法 ]
試験布:ポリエステル/スパンデックス(オペロン)
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↓ |
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| RC |
・ハイドロ…4g/L
・NaOH(フレーク)…2g/L
・ソーピング剤 …2g or 0g/L |
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80℃×15分
浴比 1:20 |
| set |
↓
180℃×30秒
↓ |
堅牢度比較試験
| (1) |
洗濯堅牢度試験: |
JIS A-2法(マルセル石鹸 5g/L 50℃×30分)
添付白布 絹 & ポリエステル |
| (2) |
残浴吸収: |
洗濯堅牢度試験後の残浴にナイロンジャージを入れ80℃×30分吸尽処理をする。 |
[ 試験データの説明 ]
1B、2B、3B共、染色条件は同じで、染色時に汚染防止剤は使用していない。
↓
RCはハイドロ4g/L、NaOHフレーク2g/Lは共通で
| 1B |
ソーピング剤併用無し |
| 2B |
クインソープ NW-1570 2g/L併用 |
| 3B |
他社品ソーピング剤 2g/L併用 |
[ 結果 ]
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