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推奨レサイプ

国際規格時代に対応の抗菌/制菌加工剤


デナシスによるE100%加工の推奨レサイプ

(1) 濃色を含む加工の場合(一般衣料の場合)

メーカー

内容物

イオン性

使用量(%sol)

デナシスY-UMN

NCC

ZnO

3〜4

デナシスY-AE

NCC

アクリル樹脂

3

GN1700

日華化学

柔軟剤

N

2

ナイスポールEF-26

日華化学

帯電防止剤

N

1

デナシスY-SA

NCC

浸透黄変防止剤

0.2

デナシスY-PC

NCC

PH調整剤

0.2

加工条件

DRY:130℃×1〜2分 CURE:150℃×0.5〜1分



(2) シロ、オフ、淡色のみの場合(医療・介護用ユニフォームなど)

メーカー

内容物

イオン性

使用量(%sol)

デナシスY-UMN

NCC

酸化亜鉛水分解体

3〜4

ポリマック A942

日本
ポリマック

ポリエステル系
樹脂

5

E-03A

日本
ポリマック

カルボジイミド
(架橋剤)

N

0.5

GN1700

日華化学

柔軟剤

N

2

ナイスポールEF-26

日華化学

帯電防止剤

N

1

デナシスY-SA

NCC

浸透黄変防止剤

0.3

加工条件

DRY:130℃×1〜2分 CURE:150℃×0.5〜1分



(3) 対E100%でのデナシスY-UMNの使用量

処理布上にZnOが8,000ppm(ZnO 8g/繊維1kg)前後、存在するように加工する。

<計算例>

絞り率

デナシスY-UMNの使用量

処理布上のZnO(ppm)

60

 4.5%sol:45g/L×0.3×0.6=8.1

8,100

80

 3.3%sol:35g/L×0.3×0.8=7.92

7,920

100

 2.7%sol:27g/L×0.3×1.0=8.1

8,100

120

 2.2%sol:22g/L×0.3×1.2=7.92

7,920

デナシスY-UMNのZnO濃度:30w%

織物とニット

ニットと織物では、ニットの方が耐洗濯性に勝る傾向があります。

繊維と液との接触面積に差があるためと考えられます。


(4) 調液時のpH管理

デナシスY-UMNは、原液pH=9.0前後であり、各種薬剤と調液後においてもアルカリ性を示します。

ポリエステルは、疎水性繊維のため、アルカリが布上に存在するとNOX-BHT黄変を生じ易い。

対策として、通常は、不揮発性酸を加え、調液pH=4〜5に調整を行う。しかし、ZnOは酸中和反応を起こし、溶解してしまうため、この方法は取れません。

その代替策として、NOX-BHT黄変防止剤<デナシスY-SA>0.2%sol(2g/L)の添加を推奨します。更に、pH調整剤<デナシスY-PC>0.1〜0.3%sol(1〜2g/L)使用することにより、調液pH=7.5前後に調整することを推奨します。

<NOX-BHT黄変試験法の一例>

・旭化成法に準拠

    BHT:ブチル化ヒドロキシトルエン 3,5-di-tert-Butilate Hydroxy Toluen C15H24O

[準備装置]

    酸化窒素発生装置 緩衝尿素溶液(JIS L 0855)

    デシケーター 10L  使い捨てシリンジ(注射器) 乾燥機 測色機

[実験操作と条件]

  1. 300cc三角フラスコに硫酸(60〜80%程度)50cc入れてください。
  2. 亜硝酸ソーダの水溶液(300g/L)を2〜3滴、滴下し、NOXガスを発生させます。
  3. ガスをシリンジに2mL採取します。
  4. デシケーター内にシャーレに入れたBHT10mgと、シリンジでNOXガスを2mL入れ、10cm×4cmに切ったサンプルを吊るしてフタをし、50℃の乾燥機中に3日間放置した後、緩衝尿素溶液で後処理し乾燥させます。

[判定と表示]

    緩衝尿素溶液で後処理し乾燥させたサンプルを測色機にて、黄変度YI値(Yellow Index)を測定し、黄変サンプルと未処理サンプルの△YI=YI(黄変)−YI(未処理)で表す。△YI値の大きいものほど黄変性は高い。

    YI=100(1.28X−1.06Z)/Y

[管理基準]

△YI<2.5となるように加工管理してください。

測色機がない場合は、目視にて比較判定します。

(5) 風合

風合いは、やや硬めに仕上がる傾向のため、風合改良として柔軟剤での調整だけでは難しい場合は、ベスタン加工、アリボリー加工や単純な空マングル通し等で樹脂皮膜を壊す工程により風合改善策を取ることを推奨します。

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