長瀬カラーケミカル
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ポリ乳酸繊維用染料
染料開発の背景
染料の特徴
染料の堅牢度
三原色の内容
紫外線吸収剤

自然分解するポリ乳酸繊維用の染料を開発
染料レンジ「DENAPLA®」シリーズを


長瀬カラーケミカル(株)は世界初のポリ乳酸繊維用の染料を世界に先駆けて開発しました。
ポリ乳酸繊維はトウモロコシ、サツマイモ、食物廃棄物などのバイオマスを原料にしています。

自然分解しない繊維の増産は
世界で加速化しています

「DENAPLA」シリーズの染料を開発した背景を説明します。1970年の世界の人口は35億人、1990年ごろで50億人に増え、その頃の世界繊維生産量は重量計算で、天然,人造繊維ともで3850万トン、2004年の世界人口は60億人を超え、同年の世界繊維生産量はスイスのSaurer Management AGの推計調査を引用すると、6700万トン、すごい生産量になっています。この他、各種の世界繊維生産量の推計がありますが、いずれにしても生産が増えています。

中国紡織工業協会の発表によると、2004年、中国で各種繊維生産は2416万トン生産し、世界の約35.8%を占めました。2005年から2010年にかけて中国は、さらに繊維増産の計画を策定しており、計画の最終年で約3400万トンを予定しています。

インドも繊維の増産に力を入れています。そのため世界の繊維生産地域に多少の変動が生じても、世界繊維生産量は増産へのベクトルを強めるでしょう。繊維が増産になると廃棄される量が増大することは、改めて言うまでもありません。

問題点は廃棄物の量が世界的に膨大化すると、焼却の設備能力が不足します。又、廃棄物の焼却が世界的に増えると、焼却時の熱エネルギー費用が増加します。そのためエネルギー費用が巨額になります。焼却能力が悪いと焼却対象物から化学物質が大気に放出され、社会的な問題になります。

人造繊維は天然繊維と異なり、高付加価値を創造しやすい繊維ですが、厄介なことは、土壌中に廃棄した場合、自然分解しないことです。その悩みを解決することを目的に開発されたのが、ポリ乳酸繊維です。ポリ乳酸原料は、これまでの石油由来の樹脂と違い、植物のトウモロコシや、サツマイモ、さらには食物廃棄物などのバイオマスなどを原料として利用できます。そのため,二酸化炭素量に影響を与えない有望な樹脂として、世界的に注目されています。

そのポリ乳酸樹脂を繊維に応用したのが、ポリ乳酸繊維(PLA)です。日本では東レ、ユニチカ、クラレ、帝人など有力な繊維メーカーが競って生産、販売に力を入れ始めています。


染色性はPETと異なる
ポリ乳酸繊維

ポリ乳酸繊維は脂肪属ポリエステルに入ると分類されています。その繊維特性と染色性は現在、合成繊維の主流である芳香属ポリエステルと大きく異なります。そのためポリ乳酸繊維を染色加工する方法は特別の配慮を必要とします。

その解決のため、長瀬カラーケミカル(株)は染色加工に関しては、特許申請中のものも含め多くのノウハウを有しています。そのノウハウを活用して世界で始めてポリ乳酸繊維専用の染料レンジ「DENAPLA」シリーズを作りました。

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