|
| 2-1. |
ポリエステル繊維およびCDP繊維染色布の脱色システム助剤
カヤデカラー KPシリーズ(有色用) |
▼ポリエステル繊維染色布の脱色効果
・還元脱色効果
(画像をクリックすると拡大します。) |
 |
・還元脱色後→酸化脱色
(画像をクリックすると拡大します。) |
 |
・CDP繊維染色布の脱色効果
(画像をクリックすると拡大します。) |
 |
▼処理条件
完全脱色を目指す場合は還元脱色後に酸化脱色を実施することを推奨する。 但し、染料の構造によっては完全脱色が難しい染料もある。
| 「還元脱色法」 |
| カヤデカラー KP-H |
6g/L |
(アルカリ剤) |
| カヤデカラー KP-CY |
5g/L |
(脱色助剤) |
| カヤデカラー KP-LV |
2g/L |
(分散剤) |
| カヤデカラー KP-CH |
1g/L |
(キレート剤) |
| ハイドロサルファイト |
5〜10 g/L |
|
| 浴比 |
1:30〜50 |
|
| 処理温度、時間135℃、40分 |
↓
| 「酸化脱色法」 |
| カヤデカラー KP-SP |
5g/L |
(脱色剤) |
| シュウ酸 |
3g/L |
|
| 浴比 |
1:30〜50 |
|
| 処理温度、時間 100℃、30分 |
| 注) |
この処方は完全脱色を目指す方法で、セット助剤(5品目)を全て使用することでキャリヤースポットの問題もなく均一に脱色が可能になる。また、発生したスペックの除去や缶体汚染、生地の脆化を防ぐこともできる。ハイドロサルファイトの使用は、重要なポイントになり、高温処理だからといって二酸化チオ尿素等を使用すると効果が半減する。 酸化脱色は還元脱色後に実施することで効果があり、酸化脱色のみでは効果がない。
|
2-1-1.カヤデカラー KP-H
▼用途特徴
脱色用アルカリ剤
| ・ |
カヤデカラー KP-Hは、ポリエステル繊維、CDP繊維を分散染料、カチオン染料で染色した加工布の脱色用助剤で、pHコントロール機能と分散効果を併せて持っている。 |
| ・ |
pHコントロール機能と分散効果を併せて持っているので脱色工程が簡略化される。 |
| ・ |
高圧処理の脱色に適しており、優れた効果を発揮する。 |
| ・ |
粉状の為、取り扱いが容易である。 |
▼品質規格
カヤデカラー KP-Hの品質規格を下表に示す。
カヤデカラー KP-Hの品質規格
| 1.外観 |
白色粉末状 |
| 2.pH |
約11 (1%水溶液) |
| 3.溶解性 |
温水に容易 |
| 4.荷姿 |
20kg入りダンボールケース |
| 5.取り扱い注意 |
目、皮膚および、衣類に触れない様に、適切な保護具を着用し、作業する。 |
2-1-2.カヤデカラー KP-CY
▼用途特徴
脱色用助剤
| ・ |
カヤデカラー KP-CYは、ポリエステル繊維、CDP繊維を分散染料、カチオン染料で染色した加工布の脱色用助剤で、繊維内部に拡散染着した染料を効率よく再放出させる。 |
| ・ |
耐熱乳化安定性が良好である。 |
| ・ |
染色加工布の堅牢度に影響がない。 |
| ・ |
最終セット時の臭気、煙の発生を極力抑えてある。 |
| ・ |
希釈時には必ず温水を使用する。 |
▼品質規格
カヤデカラー KP-CYの品質規格を下表に示す。
カヤデカラー KP-CYの品質規格
| 1.外観 |
黄色透明液状 |
| 2.組成 |
芳香族エステル系 |
| 3.イオン性 |
ノニオン、アニオン配合 |
| 4.pH |
4.0(2%エマルジョン液) |
| 5.比重 |
1.0(15℃) |
| 6.融点 |
3.6℃ |
| 7.荷姿 |
18kg入り缶 |
| 8.取り扱い注意 |
目、皮膚および、衣類に触れない様に、適切な保護具を着用し、作業する。 |
2-1-3.カヤデカラー KP-LV
▼用途特徴
脱色用分散・再付着防止
| ・ |
カヤデカラー KP-LVは、ポリエステル、CDP繊維を分散、カチオン染料で染色した加工布の脱色を行う場合の、分散・再付着防止剤として優れている。。 |
▼品質規格
カヤデカラー KP-LVの品質規格を下表に示す。
カヤデカラー KP-LVの品質規格
| 1.外観 |
淡黄色液状 |
| 2.組成 |
特殊非イオン・アニオン活性剤配合 |
| 3.イオン性 |
非ノニオン、アニオン配合 |
| 4.溶解性 |
常温水に容易 |
| 5.荷姿 |
18kg入り缶 |
| 6.取り扱い注意 |
目、皮膚および、衣類に触れない様に、適切な保護具を着用し、作業する。 |
2-1-4.カヤデカラー KP-CH
▼用途特徴
脱色用分散・スカム防止剤
| ・ |
カヤデカラー KP-CHは、ポリエステル、CDP繊維を分散、カチオン染料で染色した加工布の脱色を行う場合、脱色時のスカム発生を防止し、風合いを良くし、対象物を均一に脱色する事ができる。 |
▼品質規格
カヤデカラー KP-CHの品質規格を下表に示す。
カヤデカラー KP-CHの品質規格
| 1.外観 |
淡黄色透明液状 |
| 2.組成 |
特殊高分子アニオン性界面活性剤配合 |
| 3.イオン性 |
アニオン |
| 4.pH |
約10(1%溶液) |
| 5.溶解性 |
常温水に容易 |
| 6.荷姿 |
18kg入り缶 |
| 7.取り扱い注意 |
目、皮膚および、衣類に触れない様に、適切な保護具を着用し、作業する。 |
2-1-5.カヤデカラー KP-SP
▼用途特徴
酸化脱色用助剤
| ・ |
カヤデカラー KP-SPは、ポリエステル、CDP繊維を分散、カチオン染料で染色した加工布の脱色用助剤で、繊維内部に拡散染着した染料を効率よく再放出させる。 |
| ・ |
高い白度が得られる。 |
| ・ |
機械装置に対する腐食性が制御されている。 |
| ・ |
塩素ガスの発生が殆どなく、作業性が優れている。 |
| ・ |
生地の脆化がない。 |
▼品質規格
カヤデカラー KP-SPの品質規格を下表に示す。
カヤデカラー KP-SPの品質規格
| 1.外観 |
透明液状 |
| 2.組成 |
酸化剤配合品 |
| 3.イオン性 |
アニオン性 |
| 4.pH |
約9.0(1%水溶液) |
| 5.比重 |
1.24(15℃) |
| 6.荷姿 |
20kg入 |
| 7.取り扱い注意 |
目、皮膚および、衣類に触れない様に、適切な保護具を着用し、作業する。 |
2-1-6.脱色後、再染色布の耐光堅牢度
再染色布の耐光堅牢度は問題ない。但し、脱色が不十分な場合は、耐光堅牢度がやや劣る傾向があるので、還元脱色後→酸化脱色処理を推奨する。
ポリエステル繊維染色布の脱色後、再染色布の耐光堅牢度を下図に示す。
(画像をクリックすると拡大します。)
CDP繊維染色布の脱色後、再染色布の耐光堅牢度を下図に示す。
(画像をクリックすると拡大します。)
2-1-7.再染色布の引き裂き強度
ポリエステル繊維染色布、CDP繊維染色布ともに脱色後、再染色布の脆化(引き裂き強度試験)は問題ない。
再染色布の引き裂き強度(JIS L 1096 ペンジュウム法)
| |
処理条件
|
縦 |
横 |
PET100%
(トロピカル布) |
染色布 |
28.3N
(100%) |
21.9N
(100%) |
| 脱色布 |
29.1N
(103%) |
19.9N
( 91%) |
| 再染色布 |
30.4N
(107%) |
23.5N
(107%) |
CDP100%
(ダクロン) |
染色布 |
23.9N
(100%) |
24.2N
(100%) |
| 脱色布 |
19.9N
( 83%) |
19.3N
( 80%) |
| 再染色布 |
19.0N
(80%) |
18.3N
( 76%) |
|