缶体洗浄剤
「ネオポラン RC-500」
はじめに
染色機の洗浄は、染色工場の合理化の進む中にあっては大きな問題の一つです。特に最近は、紡糸の高速化によってオリゴマーの発生が多く、使用水の硬度も年々高くなっています。また、交織・交編が増加し、複数の染料を使用する場合も多くなり、問題の発生率も高くなってきています。ネオポラン
RC-500は、これらの状況を考慮して研究開発された缶体洗浄剤(洗色機洗浄剤)です。
一般性状
| 外観 |
: |
淡黄色透明液体 |
| 主成分 |
: |
含窒素系化合物 |
| イオン性 |
: |
アニオン |
| pH |
: |
4.5±0.5(原液) |
| 粘度 |
: |
100mPa・s以下/25℃ |
| 溶解性 |
: |
冷水に易溶 |
特徴
| * |
染料の溶解力に優れています。 |
| * |
オリゴマーや減量加工で発生する、テレフタル酸や酸化チタンの分解力に優れています。 |
| * |
金属塩に対するキレート力に優れています。 |
| * |
染色機中のタール化物の除去及び分解・分散性能が良好です。 |
| * |
本品使用による染色機の損傷はありません。 |
使用方法
*
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以下に一般的な使用例を示しますが、対象とする汚れの状態により一定ではありませんので(併用する場合の他の薬剤との相溶性も含めた)予備試験による確認の上で処方等を決定してください。 |
| * |
使用例 |
| 洗浄剤 |
処方@ |
処方A |
| ネオポラン RC-500 |
2〜5g/L |
1〜2g/L |
| 苛性ソーダ(フレーク) |
2〜5g/L |
0.5〜2g/L |
| ハイドロサルファイト |
2〜3g/L |
1〜2g/L |
処方@は、通常の染色機洗浄の場合
処理温度×時間=130〜135℃×20〜40分
処方Aは、還元洗浄時に併用する場合
(還元洗浄と染色機洗浄を兼ねる処方)
処理温度×時間=80〜90℃×20分
いずれの工程も、洗浄剤を低温で投入→昇温→処理→冷却の順で行ないます。
使用上の注意事項
- ネオポラン RC-500を初めて使用した場合に、汚れがより多く染色機内部に出てくる事があります。これは、従来の洗浄では除去できずに残留していた汚れが出てくる為で、この場合には洗浄剤または洗浄回数を増やしてください。その後の洗浄は通常通りに行なってください。
- ネオポラン RC-500使用による処理中や処理後は、適時必要に応じて使用適正およびその他チェック事項等に関する確認を実施してください。
廃水公害性
| 項目(測定濃度) |
BOD (1g/L) |
COD (1g/L) |
n‐hexane(10g/L) |
| 測 定 値 |
13mg/L |
103mg/L |
29mg/L |
荷姿
参考試験資料
* 試験項目:@ポット汚染 Aろ過テスト B白布汚染
* 試験方法:
(1) 汚染缶体の作成
(2) 缶体洗浄試験条件
(3) 白布汚染度試験条件
取扱注意事項
- 本品の取扱いは換気の良い場所で行ない、作業時は本品が眼や皮膚などに触れないように注意し、必要に応じて保護具を着用してください。また、使用後は顔や手などをよく洗ってください。
- 万一本品が目に入ったときは、直ちに多量の水道水で15分間以上洗い流した後、速やかに眼科医の診察を受けてください。
- 本品を誤って飲み込んだときは、直ちに吐き出し(吐き出せないときは無理に吐き出さず)速やかに医師の診察を受けてください。
- 本品の蒸気やミストを吸入したときは、直ちに新鮮な空気の場所に移動し、安静と体温の維持をはかり、必要に応じて医師の診察を受けてください。
- 本品はできるだけ速やかにご使用ください。尚、本品を貯蔵する場合は屋内の直射日光の当らない5〜35℃の冷暗所に密栓して保管してください。
- 詳細は、本品の製品安全性データシート(MSDS)をお読みください。
| 本ページに記載の事項は、細心の注意を払って行った弊社の実験的試験資料に基づくものであり、実際の作業現場の結果を確実に保証するものではありません。また、記載内容は性能向上や仕様改良などのために変更することもありますので、お含みおきください。尚、記載品の仕様に関しては、いかなる特許や法的権利に対しても抵触しないことを保証するものではありません。 |
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