糸のシルケット
木綿短繊維の変化
マーセライジング時のコットンへアー断面の変化

この図は苛性ソーダでシルケット処理したときの木綿単繊維の断面を表します。
左側の(1)で示す断面は、シルケット加工前の状態を示します。
(1)から(5)に至る木綿単繊維の断面を順々に見てください。シルケット加工、すなわち苛性ソーダ液の処理で繊維が膨潤していく状態を示します。
この図の(6)を見てください。木綿単繊維が水洗された時点の木綿単繊維の形を示します。
次に図の(7)を見てください。最終段階の木綿単繊維の形を示します。木綿単繊維の上と下の長さを、学問的にコットンへヤーと称します。
この図の(5)から(7)にかけての木綿単繊維の形が悪いと糸の光沢,吸湿性、糸の強度を悪くします。又、効果的なバルキー加工が不可能になります。
このコットンへヤーの長さ方向の収縮と、横の長さを示す径の膨張と体積の増加に対する苛性ソーダ液濃度の影響は、世界のシルケット研究者たちが、研究成果を数多く紹介しています。
|