糸のシルケット
顧客が好む加工内容
しかし顧客が求める糸シルケット加工の味は共通ではありません。顧客の好みは、大体三つに分類できます。
(1)手触りがよいものを強く求める
(2)光沢を強く求める
(3)糸の形態安定性を強く求める
このようにそれぞれの要求に対応するには、先に説明したことを基礎にして苛性ソーダ処理を目的別にコントロールする必要があります。
特に木綿糸に光沢を発揮させたい場合は、木綿単繊維の形状を丸くする。つまり膨潤した木綿単繊維、すなわちコットンヘアーの形は楕円形が多いので、これを少し任意に引っ張って丸い形にすると、コットンヘアーの表面を平滑にすることで、光沢が得られ易くなります
かせ糸の状態でシルケット加工した処理効果は、布を連続シルケット加工する方法と比べ、苛性ソーダによる処理効果と比べ、木綿単繊維に対する作用効果が大きいといえます。 |