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加工の説明
質疑応答
- かせ糸の長さと重量
- ロールの役割とスプレーパイプ
- 糸の無緊張状態が理 想的
- ハンクワィンディングの動作
- アルカリ量削減の染色
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質疑応答

アルカリ量削減の染色

質問=

かせ糸シルケット加工の特徴はどれだけありますか。


答=

@木綿糸の染色性を高める。
A糸の吸湿性を高める。
B糸を強くする。
Cバルキー加工が出来る。
D糸の光沢を高める。


質問=

以上の五項目をバランスよくするために、糸の光沢だけにこだわり、無理に糸に緊張を与えると、5つの特徴効果のバランスを崩します。例えば糸に緊張を強めると伸縮性を発揮するストレッチコットンが実現できない、そうなる原因は、これまでの貴方の説明で理解できましたが、濃色効果の向上と染色使用率の削減を可能することについて、具体的に説明してください。


答=

日本の染色技術専門家の工学博士今田邦彦氏の説明を引用すると、一般的に反応染料で染色するときに、標準的なアルカリ使用量に対して、染色時に於けるpHの安定を維持させるために、実際の染色ではアルカリの量を多く設定する染色工場が多い。

しかしシルケット処理した「かせ糸」の木綿はアルカリ側でpHが安定するため、アルカリ使用量を削減することが可能になると述べています。

例えばソーダ灰の使用量はシルケット処理なしの木綿糸で20g/Lを必要とする。シルケット処理した木綿糸は15g/Lの使用量で済む。更に注目されることはシルケット処理した木綿糸の見かけの染着濃度が高くなると説明しています。その結果、染料の使用量が少なくなり、シルケット処理の木綿糸の染色は染料の吸収が速く、染着の速度が速くなる特徴を発揮すると今田邦彦氏は述べています。

正確な染色を実現するためには、先ずシルケット加工状態を正しく自動制御する必要があります。その対応を正確に行う支援として、西中島精機は(1)苛性ソーダ温度調整ユニット、(2)苛性ソーダ液のボーメ調整機、(3)浸透剤用の安定ポンプ、この三点セットを供給出るようにしています。

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