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機能性加工における布目矯正の重要性
  1. はじめに
  2. 布目矯正の必要性
  3. 使用例
  4. メカニズム
  5. 布目曲がりの検出
  6. 今後の展望
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機能性加工における布目矯正の重要性

2. 布目矯正の必要性

精練や染色、その他様々な加工の中で発生する布目曲がりの問題を疎かにすると、商品になった時に、捺染柄のズレや洗濯後の型くずれ、シワの発生などの原因となり、著しく商品価値が低下する。特に、捺染する布の場合に、布目曲がりの影響が顕著に表れる。もし、布目曲がりを疎かにして捺染をすると、緯糸に対して捺染柄がずれてしまう。ファイナルセット前に、この捺染柄を真っ直ぐにするように手動で布目を曲げてセットすると、その布目が曲がった捺染柄に合わせて縫製するので、商品を洗濯した時に布目が真っ直ぐに戻り、結果的に商品の型くずれ、シワなどを発生してしまう。

また、近年、ガラス繊維の加工工場でも、商品である基板の反りや変形の原因となる布目曲がりを大きく問題視しており、中国国内でも自動布目矯正機を導入する工場が増えている。日本やヨーロッパ、アメリカからの目曲がりの矯正要求は、日増しに高くなってきている。このような諸外国からの加工注文の条件として、高性能の加工機械や試験機械の購入を求めてくる場合もあり、この条件の中には、必ず自動布目矯正機の要求も含まれている。

実際には、加工の段階で布目曲がりの発生を抑えることは非常に難しいので、加工工程の中で極端な布目曲がりが発生する前に、要所での精確な布目矯正が重要になる。しかし、人が連続走行する布の目曲がりを判断することは、非常に困難である。今までは、ファイナルセット前の手動の布目矯正機を使用して、熟練工が目視により手動で布目矯正をおこなってきたが、近年盛んに言われている作業の標準化や効率化、無人化といった面からも、布目矯正の自動化が必要である。
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