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機能性加工における布目矯正の重要性
  1. はじめに
  2. 布目矯正の必要性
  3. 使用例
  4. メカニズム
  5. 布目曲がりの検出
  6. 今後の展望
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経済型自動布目矯正機 DM-CUW
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機能性加工における布目矯正の重要性

3. 使用例

自動布目矯正機の使用例としては、リラックス加工後のプリセットやファイナルセット前に、布目矯正を行うのが最も一般的である。テンターの直前に自動布目矯正機を設置し矯正を行い、布目が戻る前にピンニングしてセットする方法である。つまり、自動布目矯正機がテンターに近い方が、より効果的に布目矯正を行うことができる。(図−1)

特に編物の場合は、織物に比べて布目が戻る現象がより顕著に現れる。このような編物に対応する自動布目矯正機としては、テンターのピンニング直後に布目検知器を設置し、斜行矯正機構をテンターの運転台の下に設置するタイプの自動布目矯正機がある。このタイプの自動布目矯正機は、主に斜行成分を矯正する目的で使用し、湾曲成分の矯正はテンターを使って行う。また、編物の場合は布目が曲がりやすいので、テンター導入部でのテンションが強すぎると、中遅れの布目曲がりが発生し、テンター出口の引っ張りロールの回転速度が、テンターのピンの速度よりも早すぎると、中進みの布目曲がりが発生する。よって、編物をセットする時は、このような現象を考慮しながら布目矯正を行う必要がある。

それ以外に、コーティング加工前の布目矯正も重要である。コーティング加工後は布の組織が動きにくくなり、布目矯正が困難になるからである。この場合、コーティング加工前のプリセット時に布目矯正を行い、コーティング機直前にも自動布目矯正機を設置して、布目矯正を行うとより効果的である。

図−1 自動布目矯正機設置例:テンター前

また、捺染加工の場合は、布目が曲がった状態で捺染すると、捺染柄がひずむので、捺染する直前での布目矯正が必要となる。先にも述べたように、捺染加工の前のプリセット時に布目矯正を行い、さらに、捺染機導入上部に設置した自動布目矯正機で布目矯正を行うことにより、捺染柄の精度をより高めることができる。(図−2)

捺染加工で自動布目矯正機を使用するときの注意点は、自動布目矯正機は布の中心を基準にして矯正を行うが、捺染機は布の耳を基準にして捺染するので、布幅に合わせて、自動布目矯正機を移動させる必要がある。もちろん、捺染機用の自動布目矯正機には、本体を移動させる機構が付属している。この本体移動を怠ると、布目矯正の能力が低下し、最悪の場合は、布目曲がりを発生させる場合がある。必ず捺染する布の中心と自動布目矯正機の中心を合わせる必要がある。

図−2 自動布目矯正機設置例:捺染機前
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